普通の法務の現場録

企業法務人の管理人が、「普通の法務の現場目線」という切り口で、現場の暗黙知を言語化しようと試みているブログです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

【法務】BUSINESS LAW JOURNAL 2020年4月号 感想

BUSINESS LAW JOURNAL 2020年4月号を読みました。備忘録。 Business Law Journal 2020年 04 月号 [雑誌] 発売日: 2020/02/21 メディア: 雑誌 ● これからの企業内法務を考える(北島敬之、本書24頁) 本号の特集は、いわゆる令和報告書*1の公表を受けての「法…

【法務】ビジネス法務 2020年4月号 感想

ビジネス法務2020年4月号を読みました。備忘録*1。 ● 特集1 今こそ変化のとき 電子契約のしくみと導入のプロセス(本書12頁以下) 本号の特集その1は、電子契約特集でした*2。 昨今、法務界隈においては、リーガルテックという言葉を聞くことも増えてきま…

【書籍】研究・製造・販売部門の法務リスク

研究・製造・販売部門の法務リスク(松下電工株式会社法務部編、中央経済社)を読みました。メーカー法務に取り組むにあたって、目の前の事業のどこにどのようなリスクが潜んでいるかを知るためには非常に良い本かと思います。 研究・製造・販売部門の法務リ…

【書籍】企業法務のための初動対応の実務

企業法務のための初動対応の実務(長瀬佑志・長瀬威志・母壁明日香、日本能率協会マネジメントセンター)を読みました。対応類型×時系列という切り口で初動対応の在り方を整理している点は参考になると思います。 企業法務のための初動対応の実務 作者:長瀨 …

【書籍】法務の技法 第2版

法務の技法第2版(芦原一郎、中央経済社)を読みました。「仕事」のノウハウ集でありますが、その考え方の基礎に「法律」的な思考を用いる点に大きな特徴があると思いました。 法務の技法(第2版) (「法務の技法」シリーズ) 作者:芦原 一郎 出版社/メーカ…

【書籍】事業担当者のための逆引きビジネス法務ハンドブック

事業担当者のための逆引きビジネス法務ハンドブック(塩野誠・宮下和昌、東洋経済新報社)を読みました。「事業戦略」軸で自身の法律知識を整理するにあたって非常に有益な書籍と感じました。 事業担当者のための逆引きビジネス法務ハンドブック 作者:塩野 …

【法務】BUSINESS LAW JOURNAL 2020年3月号 感想

BUSINESS LAW JOURNAL2020年3月号を読みましたので備忘録です。 Business Law Journal 2020年 03 月号 [雑誌] 作者: 出版社/メーカー: レクシスネクシス・ジャパン 発売日: 2020/01/21 メディア: 雑誌 1.【第2特集】法務として押さえておくべきビジネス保…

【法務】ビジネス法務2020年3月号 感想

ビジネス法務2020年3月号を読みましたので、備忘録です。 ビジネス法務 2020年 03 月号 [雑誌] 作者: 出版社/メーカー: 中央経済社グループパブリッシング 発売日: 2020/01/21 メディア: 雑誌 ● 2019年に起きた企業不祥事とコンプライアンス強化へ向けた示唆…

【書籍】メーカー取引の法律実務Q&A

読んで字のごとく、メーカー取引という切り口から法律実務を論じる本として出版された「メーカー取引の法律実務Q&A」を読みました。結論としては、メーカー取引に携わる方であれば、座右に置いておく価値ある1冊と思います。 メーカー取引の法律実務Q&A …

【法務】「契約審査の数」に関して一法務担当者なりに考えてみた

先日、Twitterを見ていたところ、法務界隈の転職に関し、「年間●●件以上の契約審査」*1という実績がアピール対象となるというものを見つけました*2。 そこで終われば良かったのですが、そういえば「数」という切り口から契約審査をしっかりと考えたことがな…

【書籍】IoT・AIの法律と戦略 第2版

先日、「IoT・AIの法律と戦略 第2版」(福岡真之介編、商事法務)を読みましたので、備忘録を記載します。 IoT・AIの法律と戦略〔第2版〕 作者:福岡 真之介,桑田 寛史,料屋 恵美 出版社/メーカー: 商事法務 発売日: 2019/03/18 メディア: 単行本 ● 本書…

【書籍】図解不祥事の予防・発見・対応がわかる本

図解不祥事の予防・発見・対応がわかる本(中央経済社、竹内朗編・プロアクト法律事務所著)を読みました。 企業のコンプライアンスリスク対応に関するリスクマネジメントとは何かを学ぶにあたっては、非常に有意義な本でした。 図解 不祥事の予防・発見・対…